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『ミュシャ展』を見る


新美術館のミュシャ展。まず「スラブ叙事詩」の巨大さに驚く!

全20点の労作に声を失う。

後半のアールヌーボーのミュシャが霞んでしまうような圧倒的迫力。


19〜20世紀の東欧に生きる人々の、過去への望郷と未来への自立の熱望を表現した、渾身の力作。

「アレクサンドル・ネフスキー」から「悪童日記」に至るまで、彷徨うスラブの魂を集約した作品である。


チェコアニメ「アマールカ」のイメージがスラブの伝統的女性像と知る。白い衣装に頭の花環。

男女の様々な被り物に民族の多様性を知る。

ジョーカーはスラブ衣装だったのか?



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きたやまおさむ『コブのない駱駝』を読む。


ドクター北山修がミュージシャンきたやまおさむの自伝を書いた。


少し前にアルフィーのラジオ番組に出た北山の2時間に及ぶ話が面白く、番組で薦めていたこの本を買った。


個人的に気になっていたのは、分析医としての自分と親友加藤和彦の自殺の関係。おそらくそれを振り返る意図もある著書なのだろう。


自分を振り返るという行為を、前向きに考える人の読むべき書だ。「潔く去っていかない」という主張に共感。


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『アサイラム』を見る(T . T)


ポーの原作。患者が医師と入れ替わってしまった精神病院。

原作もイマイチだが映画もイマイチ。マーリー・エイブラハムにマイケル・ケインという豪華俳優陣が生かされていない。

翻案して現代の話にすると面白くなっただろう。

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『リリーのすべて』を見る (?_?)


原題は「the danish girl」。そのまま。


性転換手術を受けた草分けリリー・エルベと妻ゲルダを描く。とはいえ、妻がどんな人かよくわからない。調べるとエロティックな作品も描いているアールヌーボーのアーティストだ。


ひとことで言えば、トランスジェンダーが犯罪や精神病だった時代に苦悩した夫婦の話である。


原作が小説なので、映画も事実と違うという批判があるようだ。そこの割り切り方がうまくいっていない印象。


手術は他人の卵巣や子宮を移植するもので、それが原因で死亡。今なら形成術だけで終わりだから、ずいぶん無茶をしたと思う。


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『パリ3区の遺産相続人』を見る (^_;)


原題は「my old lady」。こっちの方がいい。

この映画の中心は「ヴィアジェ」。売却しても死ぬまで住み、その間年金として代金を受け取るグッドアイデアの制度。
日本で銀行がやりだしたリバース・モーゲージみたいなもの。

主演のケヴィン・クラインのイライラ演技が不愉快。事情があるのだが、老人への敬意を欠き過ぎ。

不倫するなというメッセージも余計なお世話。

最近の映画にマイケル・ケインやマギー・スミスがやたら出演しているのは、マッチョ系の俳優ばかりになって演技派が少ないからだな。
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『グランドフィナーレ』を見る (;_^)


マイケル・ケイン、ハーベイ・カイテルがボロボロ二老人を演じる。原題はyouthだから、若さについて考える映画である。邦題はおかしい。


妻と自分の関係が作品の鍵になっている割には、よくわからないストーリー。芸術家も放縦はやめろという説教臭い内容にも思える。


カイテルの幻想シーンは過去の映画へのオマージュだろうが、今の観客にわかるのだろうか?

キャリーには笑った。


ジェーン・フォンダのクソババ演技がいい。

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クラーナハ展を観る


西洋美術館。ヴィーナス、ルクレツィア、ユディットたちに出会う。山本じんを始め、多くの画家に影響を与えていることがよくわかる。


しかし、妖艶な女性はこれくらい。他は工房作品と肖像画という構成。有名なルターの肖像も。宗教改革の時代にボス、デューラーらの同時代人であった実感。


ザクセン選帝侯フリードリヒ賢明公のテンペラ画が素晴らしい。技法としては油彩に座を譲ったが、独自の繊細な味わいがある。『国家に殺された画家』平澤貞通の作品を実見したくなる。


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某音大でチェンバロを聴く


音大学園祭でフレミッシュとフレンチの二段チェンバロを使ったミニコンサート。バッハ。

ヴァロッティ調律。チューナーにヴァロッティ−ヤングと書いてあったのがこれか、と後でわかる。
バッハはヴェルクマイスター調律を使ってたのでは?

学生の演奏なので質は問えない……。
後半、弦楽四重奏が入ったが、ひどかった。チューニングが狂ったまま演奏している。
気分が悪くなってきた。

チェンバロ本体はよかったよ。


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