1483743617


クラーナハ展を観る


西洋美術館。ヴィーナス、ルクレツィア、ユディットたちに出会う。山本じんを始め、多くの画家に影響を与えていることがよくわかる。


しかし、妖艶な女性はこれくらい。他は工房作品と肖像画という構成。有名なルターの肖像も。宗教改革の時代にボス、デューラーらの同時代人であった実感。


ザクセン選帝侯フリードリヒ賢明公のテンペラ画が素晴らしい。技法としては油彩に座を譲ったが、独自の繊細な味わいがある。『国家に殺された画家』平澤貞通の作品を実見したくなる。


1478352762


某音大でチェンバロを聴く


音大学園祭でフレミッシュとフレンチの二段チェンバロを使ったミニコンサート。バッハ。

ヴァロッティ調律。チューナーにヴァロッティ−ヤングと書いてあったのがこれか、と後でわかる。
バッハはヴェルクマイスター調律を使ってたのでは?

学生の演奏なので質は問えない……。
後半、弦楽四重奏が入ったが、ひどかった。チューニングが狂ったまま演奏している。
気分が悪くなってきた。

チェンバロ本体はよかったよ。


1476355877
1476168044

 

『ダリ展』を見る。


6年ぶりのダリ展。今回の視点は「モチーフの誕生」だろう。


生涯の作品に登場する時計、柔らかい自我、電話、卵、ダブルイメージ、ガラ、などがいつ生まれたか。1920年代後半の変身はいかにして可能だったか。


それらの疑問に対する答えが集められている。その意味でダリを深く知るための展示と言ってもよい。


リトグラフもいくつか出ていたが、「不死の10法」「神曲」がなかったのは残念。ダリ展記念に事務所に「神曲」リトグラフを2点展示した。


グッズは今ひとつだったが、ダリデザイン香水セットとタッシェンの「Daliーpaintings」を購入。コンパクトなall about Daliだ。


1472925722

 

『メッケネムとドイツ初期銅版画』を観る。


西洋美術館。
宗教改革直前期のエングレーヴィングが多数、体系的に集められている。

ヒエロニムス・ボス(1516年没)の作品と比較してみると、構図や表現法にヨーロッパ全域的な共通点が見て取れる。

この頃の作家にとっては、版画家より彫金師の方がランクが上とのこと。
デューラーも父が彫金師だった。銅版画の執拗な微細表現は宝飾品の細かさだったのだ!
1472923573

 

『トランボ』を観る。


日比谷シャンテで『トランボ ハリウッドに最も嫌われた男』を観た。

力作!ジェイ・ローチよくやった!
もちろんダルトン・トランボの実録。
邦題は「ハリウッドに最も嫌われた男」という余計な文句がついている。
ハリウッドではなくマッカーシズムに嫌われたのである。

65年以上前の出来事を描いた映画が今の日本そのものを描写している情けなさよ!
違いは今の日本にはトランボもフランク・キングもカーク・ダグラスもオットー・プレミンジャーもいないところだ。
1471670225
高田氏より頂いたプリント
西武池袋の高田賢三シリーズ
記念撮影
1469928032


 「ポンピドゥーセンター傑作展」を見る


1年、1作家、1作品というユニークな展示。20世紀の芸術を俯瞰できて面白い。


フレシネ「オルリーの飛行船格納庫」の記録映像に驚く。オーバースケールの美。


ユクリュー「墓地no6」はスーパーレアリスムの作品。改めて見ると衝撃。


- 1 - - 2 - - 3 - - 4 - - 5 - - 6 - - 7 - - 8 - - 9 -