こんなのどう?

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山口小夜子展を見る。


東京都現代美術館の山口小夜子展。とにかく遠いが、内容は充実。


モデルとしての彼女は高度成長頂点の時代のイコン。

資生堂のアートワークを並べた壮観さ!

現在との差は「一つ一つの所作の重さ」だろう。


それは小夜子の所作だけではない。

メイクアップアーティストの所作。

写真家の所作。

空間造形作家の所作。


そうした繊細な所作が積み重なって「小夜子」が作品になっているのだ。


晩年のパフォーマンスを映像で見ることができるのも素晴らしい。

陰翳礼讃の朗読の、完成度の高さ!

すでに一編の演劇である。


「山口小夜子という謎」の巨大な展開図。


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『あもくん』 諸星大二郎(角川書店)を読む。


相変わらず新刊ペースが上がっている諸星作品。ホラー誌の作品集成である。


恐怖のツボを押さえた作品のレベルは高い。


しかし、どれも解離性障害の典型的な恐怖感覚としても読める。


怪異とは己のことなのか。

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多賀新 展を見る。


養精堂画廊に行く。


エッチング作品を一通り見た後、多賀先生の作品集(83年)に気づく。


先生本人から経緯を伺い、購入した。思わぬ幸運。


閉廊後、スペイン料理店に御一緒させて頂く。


一夕で先生を詳しく知ることになった。奇遇!


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篠田教夫 個展を見る


篠田氏の個展をギャラリー椿で見た。鉛筆画に分類されるとはいえ、「描く」という範疇を超えた作品だ。


9Bの塗りつぶし平面から形象を「消し起こす」もしくは「消し削る」作業。


闇の中に如何に多様で複雑な存在群が眠り、淀んでいるのか。漆黒の豊かさをこれほど強烈に感じたことはない。


「離魂」とはこういうことなのか?イデアへの憧憬とはこれなのか?と自問した。



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ハエ取り器
吸入器
放送開始当時のキットテレビ
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昭和レトロ商品博物館を訪ねる


青梅駅から出ると、すぐ前が青梅街道だ。片側一車線の昔ながらの街道。タイムスリップ電器店、文房具店を過ぎると、昭和レトロ商品博物館と赤塚記念館がある。


どれも見覚えがある昭和の商品を眺めていると、プルーストの「プチマドレーヌ体験」が起こる。幼い頃の日常が水に落とした水中花のようにパッと甦ってくる。


蝿取り壷は覚えていても、アルコールランプ使用の吸入器は知らない人がいる。きっと子どもの頃健康だったのだろう。

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