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11 Feb 2016


大原美術館展を見る


  新美術館で大原美術館展を見た。倉敷を訪ねたのは、まだウインドウズ98を使っていた頃のことだ。


  近代から現代までバランスのよいコレクション。久しぶりにエル グレコやモネ、ゴヤに出会った。


23 Jan 2016

 

蓮池さんの著書を読む


  「拉致被害者たちを見殺しにした〜」を読了。ただでさえ硬直化した官僚制が安倍政権と結びついて暴威をふるっている。生活保護、医療過誤、難民認定、児童虐待など。国の不作為が人々を迫害している。

  蓮池さんは拉致問題の深層を極めて冷静に説明する。家族会を「退会」した事情も明らかになった。

  利用され尽くした拉致被害者たちを取り戻すためには、政権打倒しかないことは確実だ。
23 Jan 2016

 

映画館でKバレエの白鳥を見る。


  ユナイテッドシネマ豊島園で1日一回の上映。


  Kの思い上がった態度の挨拶に爆笑。お客様に対する歌舞伎の口上を勉強するんだな。「本日は皆々様の御尊顔を拝し奉り、有難き幸せに存じ奉りまする。」くらい言ってみろ。


  映像は4Kだというがパラパラマンガのようで非常に見にくい。コマ数が少ないからだろう。金を取る品質ではない。

23 Jan 2016

 

プラド美術館展を見る


 三菱一号館へ行く。目的はボス「愚者の治療」。細密描写が素晴らしい。


フランドルの画家たちのコレクションも充実。イタリア系のコレクションとは違った趣が面白い。マニエリスム、グレコ、ロココの作家も印象的だった。


ハプスブルクからブルボンへと血統は変わったが、スペイン王室の眼力はさすがである。

12 Jan 2016

 

ミハイロフスキー劇場バレエを見る


 先週は東京文化でジゼルを見たが、今回は横浜の神奈川県民ホールで白鳥。


スタッフの怠慢、ホールの公務員商売、観客のマナー違反に驚く。開場はギリギリの30分前。ロビーに溢れる人々。だらだら物販の準備をするアルバイト。怒鳴るスタッフ。せっかく芸術鑑賞に来たのに、まるで場外馬券売り場。


公演中も2階9列53,54に座っている年配夫婦が撮影しまくり。スタッフに通報したが何もしない。

アイドル公演なんかデータを消させるでしょう。


バレエも感情表現ゼロ。


氷川丸のほとりで港を眺めて佇むのであった。

16 Nov 2015

 

小笠原伯爵邸を見る。


若松河田の伯爵邸公開日へ。

調度や照明は見事。
昭和2年竣工だから東京中央郵便局と同年である。

中郵のアールデコに対してこちらはコロニアル。
だから現在はスペインレストラン。

フレンチがいいのだけど。

16 Nov 2015


音楽大学オーケストラ・フェスティバル に行く。


11月8日、15日と芸術劇場のフェスティバルに行ってきた。武蔵野、洗足、上野学園、東京芸大を聴く。


残念だが、基礎力の差が大きすぎることに驚いた。

5 Nov 2015

 

ウルトラマン展を見る

新宿高島屋で「帰ってきたウルトラマン展」を見た。怪獣の迫力!


18 Oct 2015

 

ジュラシック・ワールド を見る。


 建て替え後、初めて新宿東宝シネマに行く。

3Dの長編も初めての経験。


 臨場感が肝心のアクション映画では、立体化の効果が十分感じられる。

長時間は疲れるが、2時間までなら大丈夫そうだ。


今回も恐竜園が失敗する話だが、結局どの作品もだめなスタッフが原因である。

企業として人的資源管理ができていないジュラシック・パーク。

共通テーマはそれなのか?

11 Oct 2015

 

京マチ子映画祭


10日土曜日、早稲田大学小野講堂で大映『夜の蝶』を見る。

京マチ子、山本富士子という二大女優が夜の銀座で対決、という一種の西部劇。


1957年制作だが見応え十分。

女優陣の美しさは言うまでもないが、金が全ての人間関係や男女の想いのすれ違いなど、普遍的なテーマが濃厚に描かれる。ユーモアの中にキラリと刃物が光るような、吉村監督のヌーベルバーグである。特に結末がいい。


都電やボンネットバスが走る銀座。バーやクラブで男はハイボール、女はカクテルばかり飲んでいる。私が幼い頃、最初に覚えた酒の名前はハイボールだ。この頃ウィスキーの最高級はジョニ黒。コニャックは品薄で手に入りにくいという台詞がある。


物価が今の20分の1とすると、易者が100円、高級スーツのクリーニングが750円、クラブの客単価が2人で2500円というのは妥当か。

ホステスを10人引き抜くのに手数料10万円払っているのが山本富士子の役。100円札が使われている一方で1万円単位の取引も領収書なしで行われている。映画公開年の10月に5千円札、翌年に1万円札が発行されたのは、こうした経済成長を支えるためだろう。


ただし、川口の鋳物工場で働く女子工員の日給が200円というから、賃金格差は今と同じだったと言える。

この点は少しも進歩していない。


酒気帯び運転が違法でなかったことに改めて驚く。結末の映像は特撮だ!

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