こんなのどう?
31 May 2015
『ルーブル美術館展』国立新美術館 を見る
最終日の前日に行く。券売所大行列。
フェルメール、ティツィアーノ、ムリリョが目玉か。
フェルメールの天文学者は洗浄すればもっと美しくなりそうだ。
ミッドタウンのガレリアにはニケ・サモトラーケーのレプリカ。
ルーブルとは程遠い環境に置かれ、小さく見える。
22 May 2015
科学開講!京大コレクション展を見る
リクシルギャラリーに行く。
いいコレクションだが、実験そのものの解説がない。
科学に詳しい人以外は器具を見てもわからないだろう。
私はやはり天体観測機器に目を惹かれる。
真鍮の宝石だ!
15 May 2015
西武池袋店屋上の空中庭園
モネの睡蓮の池を想定したそうだ。
夜も開園。
6月でリブロが撤退するので、堤清二のミニ展示コーナーができている。
生原稿や愛用文具もある。
ブックセンターとしてリブロの前身を設立した彼の意図は、利益至上主義に対する抵抗だった。
堤亡き後、その遺志も潰されてしまった。政治から書店まで、反文化の激流。
我らどう船を出すか。
4 May 2015
現代演劇ポスター展@ヒカリエ を見る。
懐かしのポスター展。寺山修司の命日5月4日に行く。先日は金子國義の49日。
27 Apr 2015
山口小夜子展を見る。
東京都現代美術館の山口小夜子展。とにかく遠いが、内容は充実。
モデルとしての彼女は高度成長頂点の時代のイコン。
資生堂のアートワークを並べた壮観さ!
現在との差は「一つ一つの所作の重さ」だろう。
それは小夜子の所作だけではない。
メイクアップアーティストの所作。
写真家の所作。
空間造形作家の所作。
そうした繊細な所作が積み重なって「小夜子」が作品になっているのだ。
晩年のパフォーマンスを映像で見ることができるのも素晴らしい。
陰翳礼讃の朗読の、完成度の高さ!
すでに一編の演劇である。
「山口小夜子という謎」の巨大な展開図。
18 Apr 2015
『あもくん』 諸星大二郎(角川書店)を読む。
相変わらず新刊ペースが上がっている諸星作品。ホラー誌の作品集成である。
恐怖のツボを押さえた作品のレベルは高い。
しかし、どれも解離性障害の典型的な恐怖感覚としても読める。
怪異とは己のことなのか。
18 Apr 2015
多賀新 展を見る。
養精堂画廊に行く。
エッチング作品を一通り見た後、多賀先生の作品集(83年)に気づく。
先生本人から経緯を伺い、購入した。思わぬ幸運。
閉廊後、スペイン料理店に御一緒させて頂く。
一夕で先生を詳しく知ることになった。奇遇!